この実験は、マグマの上昇の仕方を再現する実験です。水あめを満たした水槽の底から、少し密度の小さい色の付いた水あめを注入します。色つきの水あめのふくらみは、浮力によりゆっくりと上昇していきます。大きなふくらみは速く、小さなふくらみは、ゆっくりと上がります。不思議なことに、あとから大きなふくらみがやってくると、小さなふくらみを追い越してしまいます。追い越したあとでも、ふくらみの形や大きさはほとんど変わりません。
このような実験から、実際に見ることのできない、地下深いところのマグマの動きをある程度予想することができます。それにより火山の噴火の仕方について知ることができます。
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