ひずみ感度と周波数安定度
上記のような非対称マイケルソン干渉計を考えた場合、干渉光の位相は
で表される。これの変動量は
となるので以下のような
変換をすると
として表す事が出来る。この式を見ると分かるとおりひずみと周波数安定度はダイレクトに関係していることが分かる。つまりレーザー干渉計をもちいてひずみを検知する場合には 第1項を知れば良いのであるが、第2項の影響が大きくなってくると埋もれて見えなくなってしまう。このためレーザーの周波数安定度がひずみ感度の制限要因になり得る。