東京大学地震研究所 海半球観測研究センター
海洋プレートは海嶺で誕生し,海溝で沈み込んでいきます。
プレートテクトニクス理論により,基本的な枠組みは理解されていますが,現実の地球との対応は道半ばです。
私たちは,地震研究所で開発された広帯域海底地震計を使用して,海底観測から地球内部の地震波構造の解明を目指しています。
太平洋の海底の様々な場所で海底地震アレイ観測を行い,10年程度の期間で太平洋全体を覆う大アレイとする国際協働研究イニシアティブです。
これにより太平洋のリソスフェア・アセノスフェアの全体像を明らかにします。
現在,韓国・台湾・ドイツと共同で観測研究を実施しています。
広帯域地震計を使用することで陸上と同等の観測を実現しています。
Macを中心としたデータ解析や観測作業の環境整備