三宅島火山災害危険区域予測図(試作版1999.9)

千葉大学海洋バイオシステム研究センター
助教授津久井雅志
連絡先:263-8522千葉市稲毛区弥生町1-33
千葉大学地球科学科


三宅島火山災害危険区域予測図作成の趣旨

三宅島は,これまで何十回も噴火を繰り返してできた火山島です.三宅島火山は,1940年, 1962年,1983年とほぼ20年ごとに噴火しましたが,現在,次の噴火へ向けて山体の膨張と隆起が 続いています.今後10年間を考えた時,噴火の確率は高いと考えられ,注意深く見守らなくてはい けない時期にはいっています.三宅村では,平成6年にすでに三宅島火山防災マップを作成して いますが,この冊子は,マップでは省略されている三宅島で過去に起こった噴火をまとめるとと もに,将来噴火が起こった時の危険範囲をより詳しく予側したものです.住民の皆さんに知って おいていただきたい'情報を示しました.


内容

三宅島火山の概要

歴史時代の噴火と主な被害

三宅島で噴火が起こると予想されること

災害危険区域予測図

降り積もった火山灰などの厚さと被害

噴火に備えて

火山情報の流れ

火山情報の種類

噴火がせまってきたら

各地区の人口

三宅島の火山災害の用語辞典

参考文献