Oldest（太平洋最古海盆）
マリアナ海溝沖太平洋の、最も年代の古い海底下のマントル構造を地震・電磁気観測により調べようとする計画です。韓国・台湾と共同で行っています。海半球観測研究センターが国際連携の元で推進する、太平洋アレイ計画の一環として実施されています。
観測航海
2022年航海 - 【Oldest-2】 OBEM・BBOBS設置
期 間： 9月10日～10月8日 （29日間）
出港地： 安平（台湾）
入港地： 高雄（台湾）
観測船： R/V Legend (TORI) LGD-2212
Oldest-1アレイの西側に、新規に15台のBBOBS、10台のOBEMを設置しました。左は、研究船の甲板から海中に投入して沈んでいくOBEMの水中写真です。
2019年航海 - 【Oldest-1】 OBEM・BBOBS回収
期 間： 10月26日～11月9日 （15日間）
出港地： グァム
入港地： グァム
昨年度の航海で設置したBBOBS、OBEMを全て無事回収しました。今航海では、研究者も自らフックやロープを手に取り、機器の回収作業を行いました。左の写真は、浮上したOBEMを研究船の甲板から捕まえようとしているところです。
2018年航海 - 【Oldest-1】 OBEM・BBOBS設置
期 間： 10月30日～11月10日 （12日間）
出港地： グァム
入港地： グァム
日韓の合同観測チーム。今航海では、12台のBBOBS、7台のOBEMを設置しました。
謝辞
この研究は、日本学術振興会による科学研究費補助金の助成（JP18H03735, 21H04504）および二国間交流事業（120218807）を受けて行われています。