Council for Advancing Earthquake and
Volcano Research

災害の軽減に貢献するための
地震火山観測研究計画

News お知らせ

TOPICS

令和7年4月1日より
【地震火山観測研究推進協議会】へ名称が変更になりました

新名称:地震火山観測研究推進協議会
英語表記:Council for Advancing Earthquake and Volcano Research (CAEVR)
※地震火山観測研究推進協議会は、全国の大学、研究機関、行政機関等と連携・協力して、災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)を推進していきます。

REPORT

令和5年度 年次報告(成果の概要)が文部科学省のホームページで公開されました

21個の代表的な図とともに、令和5年度の成果と5年間の主な成果が紹介されています。
※図につきましては、「計画と成果」>「成果のまとめ」にも掲載していますのでご覧ください。
※成果の概要の全文ダウンロードも可能です。

EVENT

災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)
令和6年度成果報告シンポジウム

皆様のご協力のお蔭をもちまして、本シンポジウムは無事終了致しました。
シンポジウム参加人数:345名 
懇親会参加人数:42名
※詳細につきましてこちらのページをご確認ください。
日時:令和7年(2025年)3月5日(水)~7日(金)
場所:東京大学武田ホール + Zoom中継(口頭発表のみ)

MEDIA

パンフレット「関東地震・南海トラフ地震に備える」

大正関東地震から100年 昭和東南海・南海地震から77年を迎えて「関東地震・南海トラフ地震に備える」パンフレットを刊行しました。

パンフレットはこちらのページ

TOPICS

災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)が令和6年4月より始まりました

令和5年12月、科学技術・学術審議会総会より関係大臣に、「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)の推進について」が建議されました。地震・火山噴火予知研究協議会は、全国の大学、研究機関、行政機関等と連携・協力して、令和6年4月よりこの新たな5か年計画を推進していきます。

【研究課題一覧はこちらのページ】

About 地震火山観測研究推進協議会とは

文部科学省 科学技術・学術審議会(文部科学大臣の諮問に応じて科学技術の総合的な振興や学術の振興に関する重要事項についての調査審議等を行う)で策定・建議された「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」(令和6-10年度)を、大学、研究機関、行政機関等が連携・協力して実施するために、東京大学地震研究所に設置された組織です。

Achievements 成果

【鬼界海底カルデラからの噴出量推定とマグマ供給系進化】※令和5年度の成果

反射法地震探査により得られた層構造と噴出物との対比から,2回の大規模火砕流噴火に相当する堆積物が海底に厚く堆積しており,噴出量は71 km3以上であると推定された。噴出物の分析からは,(1)マグマの起源物質の変化が起きたこと,(2)鬼界アカホヤ噴火直後には出残りマグマが活動し,その後に新たな珪長質マグマと, より深部からの苦鉄質マグマによる供給系が形成され, 海底の巨大溶岩ドームや薩摩硫黄島の活動を引き起こしていること, (3)海底の溶岩ドームではマグマ混合はほとんど起こっていないことなどが明らかになった。

【地球内部の物質構造イメージングの方法】※令和5年度の成果

地球内部の地震波伝播速度と電気伝導度を統合解析することにより,岩石と液体の種類,量比,分布形状を推定する手法を開発した。この手法を用いることにより,地殻とマントル最上部の構造イメージングが大きく進み,地震・火山活動のしくみの理解に資すると期待される。

【研究者の方へ】

本事業費を使用して得られた研究結果を論文等に発表する際には、以下の例を参考に、日本語の場合は「文部科学省」を、英語の場合は「the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology」または「MEXT」を含めて謝辞に記して下さい。
・日本語:本研究は文部科学省による「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第3次)」の支援を受けました.
・English: This study was supported by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) of Japan, under its The Third Earthquake and Volcano Hazards Observation and Research Program (Earthquake and Volcano Hazard Reduction Research).