第934回地震研究所談話会開催のお知らせ
関 係 各 位
東京大学地震研究所長
小屋口 剛博
第934回地震研究所談話会開催のお知らせ
下記のとおり地震研究所談話会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
皆様のご来聴をお待ちしております。
記
日 時 平成27年1月16日(金)午後1時30分~
場 所 地震研究所 2号館5階第一会議室
1.13:30-13:45
地殻活動モニタリングシステムの概要
○小原一成・前田拓人
要旨:
日本全国の地震・微動状況を連続的にモニタリングするためのシステムの概要を
紹介する。
2.13:45-14:00
神岡100m絶対長レーザー干渉計によるひずみ観測
〇高森昭光・新谷昌人、森井亙(京都大学防災研究所)、寺田聡一(産業技術総合研究所)、
内山隆・大橋正健(東京大学宇宙線研究所)
要旨:
神岡地下坑内に設置した100m絶対長レーザー干渉計による観測例と装置の概要
について紹介する。
3.14:00-14:15
ニュートリノ振動を用いた地球の組成分析
○武多昭道、Carsten Rott(Sungkyunkwan University)
4.14:15-14:30
多結晶体の非弾性に対する温度、粒径、化学組成の影響:地震波帯域を含む
広周波数帯域のデータから
〇武井康子・柄澤史也・山内初希
要旨:
上部マントル地震波構造を定量的に理解するためには、ソリダス近傍での非弾性
を調べることが重要になる
5.14:30-14:45
地震活動から見る2011年東北沖地震の震源域南限
〇仲谷幸浩・望月公廣・篠原雅尚・山田知朗、日野亮太(東北大学)、
伊藤喜宏(京都大学防災研究所)、村井芳夫(北海道大学)、佐藤利典(千葉大学)
要旨:
本震発生時に茨城県沖に設置していた稠密海底地震計アレイのデータを用いた
地震活動解析結果から、2011年東北沖地震の震源域南限を議論する。
6.14:45-15:00
長野県北部の地震の臨時観測
〇酒井慎一・蔵下英司・小原一成・岩崎貴哉、高橋浩晃(北海道大学)、松本聡
・神薗めぐみ(九州大学)、岡田知己(東北大学)
○:発表者
※時間は質問時間を含む
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡下さい。
〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所研究支援チーム
電話:03-5841-5677 FAX:03-5689-4467
E-mail:k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp
※次回の談話会は平成27年2月20日(金)午後1時30分~です。