金曜セミナー(藤田航平氏)

京コンピュータ全系を使った詳細地震シミュレーション

藤田航平氏(理化学研究所計算科学研究機構)

計算科学の発展により、観測できるが従来はデータ解析上捨てていた高分解能な空間情報データを適切に反映した詳細シミュレーションが実現しつつあります。これにより地震関連の順解析だけでなく、逆解析の信頼性向上につながると期待されています。本講演では、詳細シミュレーションのコア技術のひとつとなる、超並列・大規模・高速な有限要素法の開発について説明します。また、開発した高速解法を京コンピュータ全系で使うことで実現した、山手線内ほぼ全域にあたる東京中心部の10 km x 9 kmの地盤と32万棟の建築物の都市地震災害シミュレーションを紹介します。