コンピューターで霧島新燃岳の2011年火山噴煙をシミュレーションする

内容:火山が噴煙を出すような爆発的噴火をする場合、噴火がどの程度の強さなら噴煙がどこまで上昇するか、火山灰はどこまで降り積もるかが防災上の大きな問題です。 噴煙高度や火山灰分布域は、噴煙と大気の乱流混合の度合いや周囲の風に強く影響されると考えられています。これらの影響を含めた噴煙の3次元シミュレーションモデルの解説と、それを用いた新燃岳2011年噴火の再現について紹介します。