下記のとおり地震研究所談話会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。今回は、コロナウィルス感染対策として、地震研究所の会場での開催は行いません。WEB会議システムを利用した参加のみとなります。参加に必要な設定URL・PWDについては、参加をご希望される方宛に別途ご連絡をいたしますので、共同利用担当宛(k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp)お問い合わせください。
なお、お知らせする設定URLの二次配布はご遠慮ください。また、著作権の問題がありますので、配信される映像、音声の録画、録音を固く禁じます。
記
日 時 令和3年11月19日(金)午後1時30分~ インターネット WEB会議
- 13:30-13:45
演題:南東北背弧側の地殻の3次元電気比抵抗構造
著者:〇臼井嘉哉・上嶋 誠、長谷英彰(地熱技術開発株式会社)、市原 寛(名古屋大学)、
相澤広記(九州大学)、小山崇夫、坂中伸也(秋田大学)、小河 勉、山谷祐介(産総研)、
西谷忠師(秋田大学)、小川康雄(東京工業大学)、吉村令慧(京都大学)、高倉伸一(産総研)、
三品正明(東北大学)、森田裕一(防災科学技術研究所)
要旨: 南東北背弧側の地殻の3次元電気比抵抗構造を推定した。鳥海山、月山の下は低比抵抗であり、低比抵抗域は低周波地震が起きている地下20-30 kmまで続いているように見てとれる。地震発生層深度の下限が浅部の高比抵抗とその下の低比抵抗の境界と対応しているように見える。ただし、まだ初期段階の結果であり今後構造の推定精度を向上させる予定である。
2. 13:45-14:00
演題:日向灘沖での海域調査速報:海山沈み込みが上盤の変形・温度場に与える影響の理解に向けて
著者:○〇木下正高・仲田理映・望月公廣・馬 妍雪(地震研)・橋本善孝(高知大学)、
濱田洋平・新井隆太・白石和也・中村恭之(JAMSTEC)
要旨: 日向灘沖で新たに得られたデータ(熱流量・コア・地震探査等)と掘削提案の状況を報告する。(R3年度所長裁量経費速報)
3. 14:00-14:15
演題:光格子時計を用いた重力ポテンシャル差の計測と測地観測との比較
著者:田中愛幸(東大理)、〇青木陽介
○発表者
※時間は質問時間を含みます。
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡ください。
〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所研究支援チーム
E-mail:k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp
※次回の談話会は令和3年12月10日(金)午後1時30分~です。