下記のとおり地震研究所談話会を開催いたします。
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なお、お知らせするZoom URLの二次配布はご遠慮ください。また、著作権の問題が
ありますので、配信される映像・音声の録画、録音を固く禁じます。
記
日 時: 令和6年1月19日(金) 午後1時30分~
場 所: 地震研究所1号館2階 セミナー室
Zoom Webinarにて同時配信
1. 13:30-13:45
演題:北関東地域の電気比抵抗構造(序報)
著者:○臼井嘉哉・上嶋 誠、坂中伸也(秋田大)、市來雅啓(東北大)、山谷祐介(産総研)、小川康雄(東工大)
2. 13:45-14:00
演題:北硫黄島カルデラにおけるトラップドア断層破壊:津波記録と力学モデルを用いたカルデラ直下のマグマ過剰圧の定量化への試み
著者:○三反畑修、齊藤竜彦(防災科学技術研究所)
要旨:北硫黄島近傍の海底カルデラにおいて2008年に発生した火山性地震に伴う津波記録と,カルデラ内でのトラップドア断層破壊の力学モデルを用い,海底カルデラ直下のマグマ過剰圧を定量化を試みた. 本研究内容は, JGR Solid Earthに掲載された (doi: 10.1029/2023JB027917).
3. 14:00-14:15
演題:伊豆孤南部リフト帯の流紋岩マグマ活動の化学組成バリエーション
著者:○原口 悟、木村純一(JAMSTEC)、仙田量子(九州大学)、藤永公一郎(千葉工業大学)、中村謙太郎(東京大学)、高谷雄太郎(早稲田大学)、石井輝秋(静岡大学)
要旨:昨年10月に津波が発生し、潮流軽石が発見された伊豆孤南部リフト帯では1990年代前半に当時の東京大学海洋研究所を中心として地球物理、地質学的調査が行われており、その一環として広範囲のドレッジ調査によって採取された流紋岩の化学組成バリエーションとマグマ活動の起源を考察した研究をContributions to Mineralogy and Petrology誌に発表(doi: 10.1007/s00410-017-1345-1)しているので、紹介したい。
4. 14:15-14:30
演題:能登半島北西岸で見出された令和6年能登半島地震に伴う海岸隆起と津波痕跡
著者:〇石山達也、廣内大助(信州大学)、松多信尚(岡山大学)、立石 良(富山大学)、安江健一(富山大学)
要旨:2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の直後に実施した調査結果に基づき、能登半島北西岸で認められた海岸隆起と津波痕跡の概略を報告する。
○発表者
※時間は質問時間を含みます。
※既に継続参加をお申し出いただいている方は、当日zoom URLを自動送信いたします。
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡ください。
〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所 共同利用担当
E-mail:k-kyodoriyo(at)eri.u-tokyo.ac.jp
※次回の談話会は令和6年2月16日(金) 午後1時30分~です。