石碑

岩手県岩泉町茂師にて,津波の教訓を伝える石碑.明治三陸地震の後,建立されました.一.大地震の後には津浪来る.一.地震があったら高い所へ集まる.一.常に近くの高い所を用意しろ.などと書かれています.

1933年昭和三陸地震の地震波記録

地震研には地震波形の古記録を保存している部屋があります.写真は1933年3月3日に起きた昭和三陸地震(M8.4)を,本郷と神田で捉えたものです.この地震によって,岩手県大船渡市三陸町の綾里では30mに迫る津波が観測され,全体で3000名以上の犠牲者が出ました.

UTRIP2011

東京大学理学系研究科では,海外有力大学に所属する学部学生を対象に, 6週間のサマーインターンシッププログラムを実施しています. その実習の一コマとして,東北地方太平洋沖地震と日本で過ごすにあたっての防災対策の講義を地震研究所で行いました. 日本に来て,地震を生れてはじめて体験した学生もいてみな熱心でした.

津波調査

東日本大震災による被害を受けられた皆様に,謹んでお見舞い申し上げます.地震研究所では震源メカニズムの解析や津波被害の調査などを行っています.写真は宮古市田老の漁港です.38mに迫る津波が観測され,6名の方がお亡くなりになりました.ご冥福をお祈りいたします.