地震研究所では、地震・火山の観測または研究およびその災害の予防軽減において、技術的側面で顕著な功績のあった方を、地震火山災害予防賞として表彰することとしております。これは財団法人震災予防協会の解散にあたって、同協会が行ってきた表彰を引き継ぐものとして平成22年度より始めたものです。
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令和6年度の候補者公募のお知らせ(PDFファイルはこちらから)
*推薦・応募方法:候補者の氏名・所属・推薦理由(自薦・他薦を問わない)を別紙様式
「令和6年度地震火山災害予防賞候補者推薦書・応募書」にまとめ、以下へ提出してください。
また、応募書類に含まれる個人情報は選考以外の目的には使用しません。
*推薦・応募書類提出方法:
件名を「令和6年度地震火山災害予防賞推薦・応募」としたメールに以下の内容を記載の上、東京大学地震研究所庶務チームにお送りください。
このとき推薦・応募書類は添付しないで下さい。
担当から推薦者宛に推薦・応募書類提出先フォルダをお知らせいたしますので、期限までに推薦・応募書類一式をアップロードしてください。
メール本文に記載いただく内容:推薦者・応募者の氏名、住所、所属、電話番号、電子メールアドレス
メール送付先:東京大学地震研究所庶務チーム
E-mail: shomu%eri.u-tokyo.ac.jp(%を@に置き換えてください)
*応募締切:令和6年11月20日(水)午後5時
過去の受賞者一覧
[2023年度] | ||
渡邉 篤志(東京大学地震研究所技術専門職員) | 火山研究に資する観測装置・技術開発や観測支援業務並びに広報活動等を通じた地震火山災害軽減への貢献 | |
[2022年度] | ||
山口 照寛(北海道大学大学院理学研究院 技術専門職員) | 全国の地殻変動等の多項目観測データを対象とした一元的データベースの開発と運用 | |
平原 聡(東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター 技術専門職員) | 地震観測・データ伝送・流通・表示システムの開発・運用ならびにそれらに基づく地震火山災害軽減への貢献 | |
[2021年度] | ||
山崎 友也(京都大学防災研究所 技術職員) | 実験的研究の技術支援による地震時応答に関する新知見の創出と社会の耐震安全性向上への貢献 | |
平野 舟一郎(鹿児島大学理工学研究科 技術専門職員) |
南西島弧地震火山観測所の九州南部・南西諸島北部域における地震・地殻変動観測への多年にわたる貢献・技術支援 |
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[2020年度] | ||
中山 貴史(東北大学大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センター 技術専門職員) | 地震観測システムの維持・管理と地震波形データの一元的処理による地震火山研究に対する重要な貢献 | |
[2019年度] | ||
宮川 幸治(東京大学地震研究所 技術専門職員) | 途上国における地震観測システムの構築と技術移転 | |
[2018年度] | ||
内田 正之(東京大学地震研究所 技術専門員) | 地震・火山研究における機械工作を中心とした多年にわたる技術支援 | |
[2017年度] | ||
辻 浩(東京大学地震研究所技術専門員) | 東京大学地震研究所における火山観測の遂行及び日本の火山観測への功績 | |
米田 格(京都大学防災研究所技術室技術職員) | 阿武山観測所サイエンスミュージアム計画と次世代型稠密地震観測計画「満点計画」に関する技術支援 | |
[2016年度] 該当者なし | ||
[2015年度] 該当者なし | ||
[2014年度] | ||
渡辺 茂(東京大学地震研究所 技術職員 | 安定した長期地殻変動観測および周辺地域の地震観測による高精度な観測研究への功績 | |
[2013年度] | ||
坂 守(東京大学地震研究所 技術職員) | 全国の研究者と共同で行う制御震源地震探査実験の円滑な実施およびそれに用いる観測機器の整備とデータ処理における功績 | |
三浦 勉(京都大学防災研究所 技術職員) | 次世代型稠密地震観測システムの開発および国内外における多点の観測網の円滑かつ効率的な運用に関する技術支援 | |
[2012年度] | ||
中尾節郎(京都大学防災研究所 技術職員) | 多年にわたる国内外での地震観測・地球電磁気観測等に関する技術支援 及び地域における防災教育に尽くした功績 | |
[2011年度] | ||
奥田 隆(名古屋大学全学技術センター 主席技師) | 金属工作の高度な技術を生かした地震・地殻変動・火山観測,特に海底地殻変動観測における技術開発への功績 | |
河野 俊夫(東北大学大学院理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター 技術職員) | 多年にわたる国内外での地震観測およびその研究支援につくした功績 | |
[2010年度] | ||
岡山宗夫(北海道大学理学院 嘱託職員) | 北海道大学の地震・地殻変動観測施設の設置・維持ならびに後進の指導の功績 | |
園田保美(京都大学防災研究所 技術職員) | 京都大学防災研究所宮崎観測所を中心とする地殻変動観測機器の製作・観測の継続ならびに19 世紀の水平振子傾斜計の復元への功績 | |
震災予防協会賞受賞者一覧 | ||
震災予防協会賞 | ||
第1回(1992年) | 上田和枝・倉田英一 | |
第2回(1993年) | 加藤勝行・森下利三 | |
第3回(1994年) | 平野憲雄・山口 勝 | |
第4回(1995年) | 宮本 誠 | 「Strong Motion Earthquake Records in Japan」、「強震速報」の編集・刊行により強震観測事業に貢献した業績 |
三松三朗 | 有珠火山昭和新山資料の収集整理及び火山と火山防災に関する啓蒙活動に貢献した業績 | |
第5回(1996年) | 吉沢静代 | 強震計記録及び長周期地震計記録等の数値化とそのデータ公開に尽力した功績 |
太田三香子 | 地震工学の発展・振興に対する多大な事務的寄与 | |
第6回(1997年) | 柳沢馬住 | 首都圏における基盤構造調査の推進に関わる観測等の実施と計器開発に尽力した功績 |
第7回(1998年) | 松尾成光 | 海底及び陸上における地震観測と地殻変動観測装置の開発に尽力した功績 |
行田紀也 | 浅間火山観測所における長期にわたる観測業務の遂行と内外火山調査に尽力した功績 | |
第8回(1999年) | 岡崎健二 | 途上国における震災対策の推進 |
第9回(2000年) | 村上智子 | 地震・火山活動及び災害軽減に関する研究支援ならびに国内・国外との研究協力に尽力した功績 |
第10回(2001年) | 園田忠惟 | 桜島火山観測所における観測業務の遂行と火山研究支援に尽力した功績 |
第11回(2002年) | 岩田孝行 | 長年の地震観測業務の遂行及び膨大な地震記録紙の整理とデータベース作成作業への貢献 |
宮島力雄 | 地震火山観測センターにおける観測業務と地震火山研究支援に尽力した功績 | |
第12回(2003年) | 佐藤俊也 | 東北大学附属地震・噴火予知観測センターにおける地殻観測及び地震・火山研究とその支援に尽力した功績 |
中西伸二 | 耐震・免震・制震の実験的研究及び地震観測における長年の技術的貢献と功績 | |
第13回(2004年)該当者なし | ||
第14回(2006年) | 坂上 実 | 強震観測を通して地震学・地震工学の研究の支援を35年間にわたって継続し,ひろく我が国の震災軽減と震災予防のために尽力したことに対する功績 |
堀修一郎 | 東北大学大学院理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センターにおける地震観測、及びそれに基づく地震予知・火山噴火予知研究 とその支援に尽力した功績 |
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第15回(2007年)該当者なし | ||
第16回(2008年) | 高山鐡朗 | 桜島火山観測所における40年にわたる火山観測の遂行および日本国内外の火山観測の功績 |
前川徳光 | 北海道大学理学部有珠火山観測所を拠点として、道内5火山の観測業務を遂行し、また、内外の火山の観測に赴き、火山学研究の支援、噴火災害の軽減に尽力した功績 | |
第17回(2009年) | 小山悦郎 | 東京大学地震研究所における45年の火山観測の遂行及び日本内外の火山観測の功績 |
立花憲司 | 歪計・傾斜計・GPSによる地殻変動観測の精度・安定性・信頼性の向上への貢献 | |
第17回(2009年) | 小山悦郎 | 東京大学地震研究所における45年の火山観測の遂行及び日本内外の火山観測の功績 |
立花憲司 | 歪計・傾斜計・GPSによる地殻変動観測の精度・安定性・信頼性の向上への貢献 |