研究展示

2015年地震研一般公開

研究展示(1号館2階セミナー室)

数理系研究部門
「構造と断層運動(ケーススタディ)」

地球計測系研究部門
「スロースリップと重力観測」:ゆっくり地震を引き起こす流体の動きを 超精密重力観測によって明らかにする

火山噴火予知研究センター
 「口永良部島・浅間山の噴火活動と観測」:無人ヘリによる観測成果など,最近の研究について紹介する.

物質科学系研究部門
「ウラン-トリウム法による若い試料の年代測定」:ウラン-トリウム放射非平衡年代測定による,断層の炭酸塩岩の年代測定 や,海底熱水鉱床の熱水沈殿物の年代測定の研究を紹介する.

災害科学系研究部門
「深発地震と異常震域」:2015年5月30日に発生した小笠原西方沖の深さ620kmで の地震のように、プレート深部で起きる深発地震では、関東 ~東北~北海道の太平洋岸の広い範囲で震度が大きくなる 「異常震域」が発生します。これは、沈み込むプレートの内部 を地震波が遠くまで弱まらずに伝わるためです。さらに、近 年の研究から、プレート内部の不均質構造によって地震波の 強い散乱と閉じ込めが起きていることもわかってきました。 異常震域の発見から最新の研究成果について解説します。

地震予知研究センター
「スロースリップの時空間イメージング」:地殻変動に基づくスロースリップの時空間イメージングに 関する研究の紹介.
「2011年東北地方太平洋沖地震はどこで止まったか」:東北沖地震震源域の南北境界域で行われた海底地震計を 用いた調査・観測の結果の概要

海半球観測研究センター
「海底から探る地球内部ー”ふつう”のマントル計画ー」 :最近5年間おこなってきた大規模海底観測からわかった事を紹介

高エネルギー素粒子地球物理学研究センター
「マグマの可視化」:宇宙線ミューオンを用いた最新の火山観測技術により,浅部でのマグマの 動きをとらえた.その結果を報告する

巨大地震津波災害予測研究センター
「京コンピュータを用いた超大規模地震動解析」

地震火山噴火予知研究推進センター
大学における「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」の推進

地震火山情報センター
「堆積物から古津波を読み解く-津波堆積物調査入門- 」:津波堆積物調査法の紹介と砂粒子を用いた展示と実演

図書室
「火山絵図展」:図書室所蔵の江戸~明治期史料より、火山噴火の絵図を中心に展示

観測開発基盤センター
「スロー地震の観測」:スロー地震の研究意義と四国で展開中の広帯域地震計観測3点の様子
「長野県北部(白馬)の地震」:2014年11月22日に発生した地震の臨時観測とその結果等

清水建設及びNTTファシリテーズ PFI事業

起震車体験 8月6日のみ

場所:屋外
時間:10:00-16:00 *昼休みアリ
(*雨天中止の場合があります.)

工作室展示および電気工作体験

場所:2号館1階
時間:8月5日のみ

地震計博物館

場所:2号館地下1階