サイエンスカフェを地震火山観測研究推進協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2025年10月28日にハイブリッドで開催いたしました。
31回目となる今回は、「人工衛星を利用した地震・火山研究」というテーマで開催し、金子隆之 准教授および小林知勝 研究室長(国土地理院)を迎え、加藤尚之教授の司会のもと、衛星データ等に基づく火山活動モニタリングや噴火推移の研究や合成開口レーダー(SAR)で得られる地殻変動データから大地震の断層モデルの研究について紹介がされました。
<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。
