Fig3.8.6_2017

月面に衝突した一次宇宙線が生成する、上向き電子陽電子の、月面上空100kmにおけるエネルギースペクトル。実線は標準的な月面の密度の場合、点線は月面の密度を標準的な密度の0.7倍に変化させた場合である。線の色は電子の天頂角であり、 cosθ=1が鉛直上向きに相当する。30%の密度差によって、5%程度のフラックスの差が表れることがわかる。