第9回サイエンスカフェ(オンライン)開催報告
サイエンスカフェ

「第9回サイエンスカフェ」を、 地震・火山噴火予知研究協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2021年5月21日にオンラインで開催いたしました。

 9回目となる今回は、「雲仙普賢岳火砕流から30年:発生過程の解明と災害の教訓」というテーマで開催し、話題提供者に 中田節也 名誉教授(現:防災科学技術研究所 )と清水 洋 特任教授(九州大学大学院理学研究院)を迎え、加藤尚之 教授の司会のもと、当時、物質科学的手法と地球物理的手法により現地で研究に従事した二人の研究者によりお話しがされました。


<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。