第12回サイエンスカフェ(オンライン)開催報告

第12回サイエンスカフェを、 地震・火山噴火予知研究協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2021年12月8日にオンラインで開催いたしました。

 12回目となる今回は、「高リスク小規模火山噴火」というテーマで開催し、話題提供者に 大倉敬宏 教授(京都大学 大学院理学研究科)、大湊隆雄 教授(東京大学地震研究所)を迎え、加藤尚之 教授の司会のもと、小規模な噴火の予測研究の現状と小規模噴火による被害を小さくするための取組などについて話題提供していただきました。

<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。