第26回サイエンスカフェ(ハイブリッド)開催報告
解呪の様子の写真

サイエンスカフェを地震・火山噴火予知研究協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2024年11月15日にハイブリッドで開催いたしました。


26回目となる今回は、「昭和東南海地震」というテーマで開催し、 鶴岡弘 准教授(東京大学地震研究所)・木村玲欧 教授(兵庫県立大学)を迎え、加藤尚之教授の司会のもと、当時の観測の状況や古い地震計記録の収集・管理、それらを活用した研究について鶴岡准教授から。また、木村教授からは地元に残された記録などから明らかになった被害や対応の状況を、被災体験談などをもとに紹介してもらいました。

講演の後には昭和東南海地震の当時の地震計記録も見て頂きました。

<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。