サイエンスカフェを地震・火山噴火予知研究協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2024年12月3日にハイブリッドで開催いたしました。
27回目となる今回は、「内陸地震」というテーマで開催し、岡田知己教授(東北大学)・平松良浩教授(金沢大学)を迎え加藤尚之教授の司会のもと、近年の地震の調査結果などに基づき、兵庫県南部地震以降の内陸地震発生メカニズム研究の進展や、それに基づく災害軽減のための取組などについて紹介がされました。
講演の後には古地震記録の保管庫や地震計の展示室をご覧いただきました。
<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。