第30回サイエンスカフェ(ハイブリッド)開催報告

サイエンスカフェを地震火山観測研究推進協議会と広報アウトリーチ室の共同で、2025年8月4日にハイブリッドで開催いたしました。

30回目となる今回は、「噴火過程の科学的理解と火山情報」というテーマで開催し、碓井勇二 火山活動評価解析官(気象庁)および相澤広記准教授(九州大学)を迎え、加藤尚之教授の司会のもと、新燃岳を例に火山情報の根拠となる観測データについてや、火山の構造や噴火のメカニズムについて紹介がされました。


<地震・火山噴火予測研究のサイエンスカフェ >
地震や火山噴火に関する研究の成果は、予測の基礎となることが期待されています。これまでの研究から、地震や火山噴火のメカニズムへの理解は深まってきました。また、今後発生する可能性のある地震や火山噴火を指摘することもある程度はできます。しかし、規模や発生時期についての精度の高い予測はまだ研究の途上です。このサイエンスカフェでは、地震・火山噴火の予測研究の現状について研究者と意見交換を行い、研究者・参加者双方の理解を深めることを目的とします。