2015年の暮れ、ジョン・ミルンの子孫であるジェニー・ミルンさんが地震研究所を訪れました。 地震火山情報センターの横井佐代子特任研究員がジェニー・ミルンさんと知り合いで、今回、図書室の方で所蔵している、ジョン・ミルンの手紙を読みに来所する運びとなった。
図書室で手紙や当時の新聞、夫妻の写真などを見た後、地震計博物館に案内し、ジョン・ミルンがその発展に大きく貢献した煤書き式地震計なども見学した。(「ミルン水平振子地震計」は、国立科学博物館に所蔵されている)
長い年月を経て、ジョン・ミルンの手紙が、その子孫によって読まれることになろうとは、本人も思いもよらなかったであろう。
We had a visitor from England, Jenny Milne, who is the descendant of John Milne(1850-1913). Our researcher Sayoko Yokoi, who knew her via friend has invited her to visit our library, where we keep the letters written by John Milne. After decipherment of her ancestor’s hand-written letter in the library, we showed her around in the seismometer museum, where we display antique seismometers which John Milne had greatly contributed in developing.
ジェニー・ミルンさんの来所/ Jenny Milne’s visit to ERI