下記のとおり地震研究所談話会を開催いたします。
対面での開催を再開しておりますので、地震研究所へお越しいただければ幸いです。
ご登録いただいたアドレスへ、開催前日にZoom URLとパスワードをお送りいたします。
なお、お知らせするZoom URLの二次配布はご遠慮ください。また、著作権の問題が
ありますので、配信される映像・音声の録画、録音を固く禁じます。
記
日 時: 令和7年1月17日(金) 午後1時30分~
場 所: 地震研究所1号館2階 セミナー室
Zoom Webinarにて同時配信
1. 13:30-13:45
演題:北硫黄島カルデラにおけるトラップドア断層破壊(2):振幅1mmの極小津波シグナルで明らかになった海底カルデラで繰り返す断層破壊
著者:○三反畑修、齊藤竜彦(防災科学技術研究所)
要旨:小笠原諸島の北硫黄島カルデラで発生した二つの中規模地震を起因とする.振幅若干1~2mmの極小津波をDONETの水圧計記録から検出し,データ解析によって二つの地震がカルデラ内の異なる断層セグメントを破壊したことを明らかにした(論文 JGR Solid Earth: https://doi.org/10.1029/2024JB029755; 解説記事: https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/research/22923/).
2. 13:45-14:00
演題:単一欠陥を持つOlami-Feder-Christensen地震モデルにおける自己組織化臨界現象と相転移の発現【論文成果報告】
著者:○大谷哲人・亀 伸樹
要旨:地震の離散モデルにおけるGutenberg-Richter則発現の条件と新たに見出した相転移について報告する (論文 Physical Review E; https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevE.110.054129).
3. 14:00-14:15
演題:石堂断層ボアホールにおけるミューオン観測【2023年度所長裁量経費成果報告】
著者:○武多昭道、山崎勝也(中部大)、冨田孝幸(信州大)、池田大輔(神奈川大)
要旨:石堂断層におけるミューオン観測の現状について報告する.
○発表者
※時間は質問時間を含みます。
※既に継続参加をお申し出いただいている方は、当日zoom URLを自動送信いたします。
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡ください。
〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所 共同利用担当
E-mail:k-kyodoriyo(at)eri.u-tokyo.ac.jp
※次回の談話会は令和7年2月21日(金) 午後1時30分~です。