IUGG(International Union of Geodesy and Geophysics)は、測地学と地球物理学に関する国際的な学術団体で、4年に一度総会が開催されており、2015年はプラハで開かれました。
IUGG Fellowship(Honorary Membership) は、測地学と地球物理学の分野の国際的な貢献のために、IUGGの委員として活躍した会員を賞するものです。
7月1日の総会で、火山噴火予知研究センターの中田節也教授が表彰されました。
東京カートグラフィック社と共同で製作している、「震源地図」のうち、「日本の地震活動」の地図とクリアファイルおよび「世界の震源分布」の地図のみを、今回データ更新いたしました。 「日本の地震活動」地図・ファイルでは、1997年10月から2014年12月の間に起きたM3以上の地震がプロットされています。 「世界の震源分布」クリアファイルでは、1977年1月年から2014年12月の間に起きたM5以上の地震がプロットされています。 The Seismicity Map of Japan and The Seismisity Map of the World (only the folders) are updated now. The Seismicity Map of Japan: Earthquake above M3 between 1997-2014 are distributed. The Seismisity Map of the World:Earthquake above M5 between 1977-2014 are distributed.
2015年10月17日 地震研ホームカミングデイへのお誘い
対象 : 地震研究所の卒業生、ご家族
○講演会
11:00~12:00 地震研究所1号館2階セミナー室
テーマ:火山を透視する
講師:田中 宏幸 教授
詳細は:ホームカミングデイ2015
「平成27年度地震火山災害予防賞」を公募します。詳しくは:地震火山災害予防賞
2015年9月16日7:54 p.m(現地時間)チリでの地震により発生した津波についての情報を、『地震・火山情報』のページにて公開いたしました。
ウェブサイト立ち上げ:2015年9月17日
最終更新日:2015年9月18日
南米チリで、2015年9月16日7:54 p.m頃(現地時間)M8.3の地震がありました。(USGSによる)
この地震により発生した津波が、日本に到達する可能性があります。
(地震火山情報センター:Aditya Gusman/佐竹健治)
震源モデル
W phaseに基づいて導かれた単一断層モデル。走行、傾斜およびすべり角は震源メカニズムによる。断層の長さ、幅およびすべり量はW phase地震モーメントより推定。
走行 = 356°走行
傾斜= 28°
すべり角 = 79°
セントロイド深さ= 25 km
地震モーメント = 2.13E+21 N.m (Mw 8.2)
断層長= 160 km
断層幅= 80 km
すべり量= 4.5 m
TM1とTM2で観測された津波と予測の対比
(観測開発基盤センター:酒井慎一)
釜石沖に施設されている海底ケーブル式の地震計システムによる捉えられた海面変動
海底水圧計は、海溝側のTM1が陸から約76kmの水深約1600mに設置され、 陸側のTM2は約47kmの水深約1000mの海底に設置されている。
(地震火山情報センター:佐竹健治)
チリ津波の伝播時間
今朝のチリ地震からのTM1, TM2での予測波形
横軸は地震発生時(日本時間の7時54分)からの時間(hour)。 明日朝5時30分過ぎから振幅数cm(第1波は1cm程度)の津波が予想されます。
地震研とSCECによるサマースクール第3回目が、山中湖で2015年9月4日から8日まで開催されました。
47人の参加者が22カ国から集りました。
The 3rd international summer school on Earthquake Science, organized bu ERI and SCEC was held in Lake Yamanaka from 4th to 8th September 2015.
47 graduate students and postdocs gathered from 22 different countries.
岩手県釜石市沖の海底に、9月4日、海底ケーブル式地震・津波観測システムが設置されます。
詳細:プレスリリース資料(PDF)
【共同利用】平成28年度共同利用客員教員公募及び共同利用公募
【締切】平成27年10月30日(金)
詳細:共同利用・共同研究ページ