第1003回地震研究所談話会開催のお知らせ

 下記のとおり地震研究所談話会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
  今回は、コロナウィルス感染対策として、地震研究所の会場での開催は行いません。
WEB会議システムを利用した参加のみとなります。参加に必要な設定URL・PWDについては、参加をご希望される方宛に別途ご連絡をいたしますので、共同利用担当宛(k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp)お問い合わせください。
なお、お知らせする設定URLの二次配布はご遠慮ください。また、著作権の問題がありますので、配信される映像、音声の録画、録音を固く禁じます。

                記

日  時  令和3年5月14日(金)午後1時30分~
      インターネット WEB会議

1. 13:30-13:45
著者:○石山達也、中西利典(ふじのくにミュージアム)、廣内大助(信州大学)、松多信尚(岡山大学)、加藤直子(日本大学)、
佐藤比呂志(静岡大学)
要旨:富士川河口断層帯・入山瀬断層の歴史時代の断層運動と、これに関連する富士川河口部の海岸・河成地形の変化について報告する。

2. 13:45-14:00
演題:巨大地震発生前後におけるプレート間非地震性すべり速度の長期的変化
著者:○五十嵐俊博・加藤愛太郎
要旨: 日本の高密度地震観測網で観測された地震波形を用いて世界で発生した中規模相似地震の検出を行い、プレート間非地震性すべりの時空間的特徴を調査した。

3. 14:00-14:15
演題:粘弾性緩和と上盤の不均質構造を考慮した千島海溝南部における新しいプレート間固着モデル
著者:〇伊東優治、西村卓也(京都大学防災研究所)、Kelin WANG・Jiangheng HE(カナダ地質調査所)
要旨: 根室沖から三陸沖にかけての千島海溝南部の固着分布を上盤の弾性不均質と固着により生じる粘弾性緩和を考慮したモデルを用いて推定した(Itoh et al., in press in JGR)。

 


○発表者
※時間は質問時間を含みます。
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡ください。

〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1
 東京大学地震研究所研究支援チーム
E-mail:k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp

※次回の談話会は令和3年6月18日(金)午後1時30分~です。