【共同プレスリリース】西之島山体の内部構造を解明~ドローンを使った空中磁気探査を世界で初めて火山島で実施~

国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学、国立大学法人東京大学地震研究所などによる研究グループは、2019 年9 月に西之島上空でドローンを使った空中磁気探査を実施し、西之島上空の地磁気の強さ(全磁力)の分布を解明しました。
その結果、西之島周囲に顕著な磁気異常を発見しました。この磁気異常は磁化が強い2 つの領域(火口を取り囲むドーナツ状の領域と島の北東に位置する帯状の領域)によって形成され、これらは1973-1974 年の噴火に関連していると考えられます。
ドローンを船舶から海洋の火山島に飛ばして空中磁気探査を実施したのは、世界で初めての例です。
詳細は地球電磁気・地球惑星圏学会をご覧ください。