【受賞】塩原肇教授・篠原雅尚教授らの論文が海洋調査技術学会技術賞を受賞

塩原肇教授・篠原雅尚教授らの論文が、海洋調査技術学会技術賞を受賞しました。

 

論文:「観測帯域拡大に向けた高精度圧力計付き広帯域海底地震計の開発」(海洋調査技術26 巻 2 号掲載)

 

著者:塩原肇、篠原雅尚、中東和夫

 

受賞理由:本論文は、地殻変動を捉える目的で、温度とともに高精度の圧力測定が可能な地 震観測システムを設計・製作し、かつ、紀伊水道や東北沖の実海域における観測での有効性を含めて、取り纏めたものである  。

開発された観測機器は、海域における巨大地震を引き起こす断層運動を精度良く 捉えるための、広帯域観測に大きく貢献する可能性がある。このため、本論文は今 後の海域における地震監視体制において、重要な役割を果たすことが期待され、高 く評価できる。

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