【受賞】平田直教授が「平成27年度防災功労者防災担当大臣表彰」を受賞

地震予知研究センターの平田 直 教授が、「平成27年度防災功労者防災担当大臣表彰」を受賞しました。

 

「防災功労者防災担当大臣表彰」とは、日ごろから防災に関し、防災思想の普及又は防災体制の整備に尽力され、あるいは災害時における防災活動に顕著な功績のあった個人又は団体を、内閣府が表彰するもので、「防災週間」における各種行事の一環としてされているものです。

 

功績の概要

「同氏は、観測地震学において優れた成果を残しており、最先端の研究・教育と地域の防災力の向上に幅広く貢献するほか、防災行政へ有用な提言を行うなど、その活動は非常に幅広いものである。 また、研究活動においては、大規模かつ集中的な観測によって地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を明らかにするなどの取り組みを行っており、高い学術成果を挙げている。また、(一社)防災教育普及協会の会長を務め、防災教育の普及に積極的に取り組むなど、多岐にわたる活動を行っている。 さらに、防災行政において、「防災関連調査研究の戦略的推進ワーキンググループ」(中央防災会議 防災対策実行会議)副主査、「首都直下地震モデル検討会」(中央防災会議)委員、「防災教育チャレンジプラン」実行委員を務め、首都直下地震が発生した場合の震度分布・津波だか等の推計、防災対策に関する調査・研究の戦略的推進に向けた取組み方針の策定において、幅広い知見から数多くの有用な提言を行うなど、防災体制の整備に多大な貢献をした。」

表彰式では受賞者代表