【共同プレスリリース】2011年東北地方太平洋沖地震後の プレート間固着の回復過程を解明 ―プレート境界におけるエネルギー蓄積の再開を示唆―

発表のポイント

  • 14年間にわたる長期・高密度な海底地殻変動観測で得られたデータ、および陸上の地殻変動観測、繰り返し地震活動の観測結果を数値モデルで分析することにより、2011年東北地方太平洋沖地震(M9.0)後の日本海溝沿いのプレート境界の挙動を詳細に解明しました。
  • 地震発生後に続いていたプレート境界でのゆっくりすべり(余効すべり)は、地震後約10年でほぼ終息し、プレート境界の固着が地震前の状態まで回復したことを明らかにしました。
  • これらの結果は、プレート境界周囲のマントル内部では応力緩和(粘弾性緩和)が依然として続く一方で、プレート境界断層ではすでに、次の地震に向けたエネルギー蓄積が再開していることを意味しています。

詳細:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/11/press20261106-01-relocking.html(東北大HP)