職員研修会

毎年1月の下旬に開かれる職員研修会。主には技術職員同士の情報交換の場として、所外研修や技術発表、去年度からはポスター発表なども行っている。

所内の職員研修会ではあるが、例年、京都大学、九州大学や北海道大学など、全国の大学から技術職員が集う。所外研修として今年は気象庁を訪れたが、JAMSTECやNIEDを訪問した年もあったりと、毎年違う内容で開催されている。

詳細や参加登録は「技術部」⇒「研修運営委員会」のページへ:http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/kenshu_iinkai/

「ふつうのマントルプロジェクト」の国際ワークショップ

3月4-5日,科学研究費・特別推進研究「ふつうのマントルプロジェクト」 の国際ワークショップが地震研究所において開催された.

海洋マントルの観測研究を行っている世界の研究者が集まり最新の研究について情報交換を行った. プロジェクト最終年度の2年後に、より大規模な国際シンポジウムを計画している.

コメント:川勝均教授

パリ地球物理研究所(IPGP)との合同ワークショップ

年毎に行っているパリ地球物理研究所(IPGP)との合同ワークショップを“Imaging and Monitoring Active Subduction Zones and Volcanoes II”と題して,2013年3月11-13日に地震研究所において開催した(前回は2011年のTodaiForumの際).大学院生/PDを含む15名ほどのIPGPメンバーと,2011年東北沖地震,津波・電離層の波動伝播,ミューオンラジオグラフィー,火山物理,内部構造,スロー地震,震源物理など両研究所がカバーする幅広い研究分野について活 発な議論がおこなわれた.

今回は,両研究所の若手(学生・PDを含む)に積極的に口頭発表を割り当て,次世代メンバーの交流を促進した.

コメント:川勝均教授

IAVCEI 2013

国際火山学地球内部科学協会IAVCEI(International Association of Volcanology and Chemistry of the Earth’s Interior)が、今年は7月20−24日まで鹿児島で開催され、地震研はブースを出展した。国際室の招聘客員教員や共同利用の呼びかけを行うとともに、観測開発基盤センターが開発した小型絶対重力計の展示・解説を行い、来場者の注目を集めた。同重力計はこの展示後、霧島火山観測所に移設され,観測を行った。

一般公開2013

耐震実験公開の様子.建物の基礎を滑らせることにより,建物に入ってくる地震動を減らすことを研究している。普段見ることのできない部屋が公開されるのも一般公開ならでは。