図3-7-4 「かいこう7000Mk-IV」によって撮影されたNX-2Gの観測状態(左)から回収状態への遷移(中央—右).錘と記録部(オレンジ色の耐圧球,直径65cm)を繋いでいた細いロープを外し,上方の浮力体と耐圧球の浮力により,海底堆積層に埋まっていたセンサー部を引き抜き自己浮上動作を行う.
太平洋アレイの配置構想図. 単位アレイをスパイラルで模式的に示す.☆は2018年に設置された観測点(US1a:5月, Oldest-1:11月).既存の海底機動観測点を小黒点で示す.Oldest-2, HEB, 20Ma, Samoa, MPMはアレイ候補である.US1bは,既にNSFによって採択された米国の第1期計画の2番目のアレイである.
図5.3.2 ニュージーランド・ヒクランギ沈み込み帯での日・NZ・米の国際協力による大規模な海域地球物理観測における海底圧力計観測点配置と,陸上GPS観測点.右上図は,GISB(ギズボーン)観測点における東向きを正とした地殻変動観測記録の東西成分.緑で記された部分で,2014年9~10月にかけて大規模なスロースリップが発生した.右中図は,ニュージーランド北島周辺地図.赤で囲った場所が真ん中の地図で示された領域.