図3.4.1 震源過程インバージョンによって求められた国内の被害地震の震源モデル(すべり分布).北東から南西に向かって,2003年十勝沖地震,2008年岩手・宮城内陸地震,2003年宮城県北部の地震,1978年宮城県沖地震および2005年宮城県沖の地震,2007年新潟県中越沖地震,2004年新潟県中越地震,2007年能登半島地震,1923年関東地震,2005年福岡県西方沖の地震.
図3.11.2 四国西部における深部超低周波地震累積個数の経年変化.G1は豊後水道域,G2は愛媛県西部,G3は愛媛県中部に対応する.黒い矢印は豊後水道の長期的SSEの発生時期を表し,赤い直線は2004年4月–2009年12月および2014年7月–2017年3月の回帰直線を示す.回帰直線の傾きを比較すると,G1とG2で2014年後半以降超低周波地震の活動が静穏化していることがわかる(Baba et al. 2018).
図3.11.1 1997年7月11日から2017年12月31日までの鋸山観測所における歪, 傾斜, 気圧, 雨量のデータ.2011年の東北地方太平洋沖地震の影響によるデータ欠測期間を破線で示した. 上段:歪三成分 (NS, EW, NE,いずれも伸びが正)と大気圧. 中段:傾斜二成分 (NS:N-down正,EW:E-down正). 下段:24時間降水量.